LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇- 各メンバー感想③
残りのメンバーについて。
今回のリリウムについての投稿は完全主観なので「ちゃうわー！」って思ったらソッ閉じ推奨。
・香音
トリオの突っ込み役。
突っ込みはタイミング良いときと悪い時があって、笑いという結果に繋がってるのかでよくわかった。ばくわらさんとの掛け合いは素直に面白かった。
ただ、どうしても台詞を言うときに「台詞を言ってます」感が抜けないように感じた。コント的シーンなのでそれでいいのかな。
ｷｬﾗ的にどういう気持ちの入れ方していいのか難しかったのかも知れない。
「シルベチカなんて知らない！」「秘密の花が綻ぶ」
この2曲ではちょいちょいソロがあったか。他にもあったのかもしれないが1回しか見れて無いので全ての歌割りは把握できてない。
地下室で歌うシーンではﾕﾆｿﾞﾝで力強かったか。
歌に関して印象が薄い。印象に残るのが全て良いということではないと思うが、埋もれてしまっていたのかな。脇役としてはそれが最適なのか。
やれる人だと思うんだけど、いろんな意味でもっと殻を破って欲しい。開き直ってﾎﾟｯﾁｬﾘ言うのもいいんだけど、そういう意味ではなくて、表現の面で恥を捨てて内面をさらけ出して入り込んでいる姿が見てみたい。
配役の問題もあるだろうけど、良くも悪くも自分の位置を理解しすぎてる。
自分からポジションを掴みに行くメンタルを持てれば、どうなるのか・・・
最近その気配が少し見え始めてるのは良きこと。
・鞘師
主役。序盤観客の視点を持って動き回りつつ、終盤には感情を爆発させていて、素直に名演だなと。最後のシーン、計らずも少し涙が出た。それだけの演技。
鞘師には常に信頼を置ける、何に対してもストイックに全力で取り組んで且つ、周りを納得させるクオリティに仕上げる。
誰しもが主役として使いたくなる、そういう人間。
「或る庭師の物語」
この曲が個人的ベストだった。
語りかけるように丁寧に大事に歌う鞘師小田の歌に感動したな・・・
絵本をゆっくりとめくりながら読んでいるような感覚になる歌だった。
ダンス、については今更語ることも無いか。激しいシーンでの切れとリズム、指先まで神経が通った美しいダンス、表現。
言うことは無い。（Riho Sayashi信者）
鞘師、田村がソロで声を大きく張り上げる箇所がそれぞれ違う曲で2.3回ずつあるのかな、本当に心と体に響く。サンシャイン劇場全体を震わせるようなシーン。（大袈裟かもしれないが
今回の舞台はそれを聞くだけに行っても良いくらい、は言い過ぎか。
そして鞘石ﾜｼｬﾜｼｬ把握。石田猫がﾆｬｰﾝって言いそうなシーンだったな。
・ふくちゃん
いまいちどういう役どころなのかを理解しきれなかった感。
感情をあまり出さない役なので難しそうではあった。もっとファルスに平伏している陰鬱な感じに振り切れてもよかったのかなとは感じた。少し中途半端に感じたが、それも末満さんの演出の話か・・・
「Eli, Eli, Lema Sabachthani? 」
なんといってもこの曲のソロ。
『ディースティネィショーーン！』
このフレーズが頭に残って離れない人も多いのかなと。出番が少ないだけにここに賭けてる感じがあって、気持ちの入り方が凄かった。
表情もすごく良かった・・・（←これが小学生並という奴
今回は衣装と相まって、佇まいがとても美しかった。
ただふくちゃんは普段感情を表にあまり出さない人なので、熱い役をやらせたらどうなるのかな、とは思う。
・生田
ちゃんとリリウム観に来たな！鞘師も喜んでた！
どういう気持ちで見たのか複雑ではあるんだろうが、ファンには常に前向きに見せる姿がいいね。
頑張れウサギ系エリキテル。
とりあえず全員分書いた。
予想通り娘。メンは長くなってしまったが、それは娘。箱推し故にしょうがない。
夜中に書いてるので朝起きて見直したら削除したくなるレベルかもしれないけど、そんな夜中のノリもいいかな。
