夕暮れは雨上がり
八王子でのlive映像が公開されてから、幾度と無く見た。
ふくちゃんもブログで書いてたかな、ツアータイトルでもあるGRADATIONを表現した曲。
色々な物事が終わりまた始まる。そんな移り変わりがメロディにも歌詞にも。
昨年の11月26日に道重さゆみが卒業して、本人の卒業そしてプラチナ期といわれた時代のメンバーが全て居なくなったという状況、ファン、メンバー共にその喪失感は相当なものだった・・・
そういう自分も結構途方に暮れていた時期が長かったな。そこをまりあちゃんに掬い上げてもらった、ということで感謝と共に長く見て行きたいメンバーの一人になったわけだけども。
つんく♂自身も似たような感情はあっただろうね、プラチナ期を映像で見返してみるとつんく♂がとても楽しそうに(やりたいことを)やっていたのがわかるし。
ウェットな曲調で何かよくわからないけども底から希望がわいてくるような力強いメロディ。今ならこれしかないな、と思わされる曲が来た感。つんく♂天才。
モーニング娘。の曲、特に最近の曲は娘。の現状、つんく♂の現状が強く投影された曲が多くてどれもドラマチック・・。
この曲の歌詞はモーニング娘。’15のこと、卒業入学、就職する人へ向けた曲だなと思うんだけど、それと同時につんく♂の周りの環境の変化も映し出されてるのかなと勝手に考える。
頑張っていることは 私もそうね あの子もそうよ
病状からくるつんく♂のプロデュース自体の縮小ということで、様々な作家陣がハロプロを支えてくれているんだけれども、複雑な心境も勿論あるんだろうな。
ただ、橋本さんにしても卓偉さんにしても、つんく♂の座を奪ってやろうとかそういうことじゃないんだよね、つんく♂が厳しい現状、周りが一体となって支えているというのが凄い伝わってくるし、その気持ちがあるからつんく♂が出てこなくても今ハロプロが盛況なんだろうなと思う。
アルバムコンプリートブック買って知ったんだけど、たいせーの他にも7HOUSEの人が今ディレクターやってるんだね。
コレオグラファーや現場の先生、編曲者もつんく♂と長い付き合いの方達。そういう方々のつんく♂へのリスペクトを知ってさらにハロプロが好きになった。
ハロプロの芯の強さ、つんく♂が出られない状況であってもブレないのを理解して安心。
取り留めのない話になったけど、色んな状況合わせて素晴らしい曲が来たな、と。
大事に歌っていって欲しいな。
今回の歌詞に死生観が入ってなかったのが、本当に嬉しかった。